第8章 ぐっちさんへ仙人道場建立

霞野仙人
8月14日、仙人道場建立祭を開催いたします。ぐっち大統領の許可を得られれば
祭りの風景をフイルムに収めて海底共和国へ送付したいのです。仙人道場の宴の
写真は撮って来ましたよ。どこか、気付の送付先があれば宅配したいのです

この頃から彼とぐっちは不思議な親交が深まり
膨大な書簡や写真を取り交わす間柄になっていました

仙人道場 建立祭

東西南北に棟を寄せた、おおむね四方形の半高床式の平屋一戸建が
ようやく竣工いたしました。
完成が遅れましたのは、ヒマラヤ山脈のエネルギーが切れ切れに
飛び散って南北に走る山脈のひとつ、その麓・タイ北部の高原・パヤオ
湖畔の宿より、送られてくる写真に、施工主が日本からあれやこれやと
口出しの遠隔操作をし過ぎたことによります。
それと予定外の100坪ほどのプールを造作したためであります。
私の友人ご夫妻が私よりも早く、この庵を訪れてくれ、ビデオテープ
に収めて速達してくれました。
そのテープに次のような不謹慎な会話が収録されております。
友人「こんなバラックじゃ、風で吹き飛びませんか?」
女主人「ここ、台風、ないよ」
友人「水溜は?何の用?牛や鶏が落っこちて危なくありませんか?」
女主人「これ、雨、降らない時、使う大事な水よ」
屋根を草葺きで覆い、古材を寄せ集めて立ちあげた、
一見あばら屋風、新築?家屋に「仙人道場」と名付けました。
道場とは世を憚るネーミングでありまして、
本当は鏡の奥のような、おかしな「仮想空間」
虚像があくびをして、転がっているだけの場所でありますが・・
・ ・8月14日、仙人道場建立祭を開催いたします。
・ ・・ぐっち大統領の許可を得られれば、祭りの風景を
フイルムに収めて海底共和国へ送付したいのですが…

ぐっちさんへ懺悔

猛暑お見舞い申し上げます。
KIDさんの相続の話に触れて、18才のころを思い出しました。
祖父が死の病に伏せていたとき、親族が隣室で遺産相続の話をしていまし
た。多感なころでしたので、皆の前で叫んでいました。
・・おじちゃんはまだ生きているのに、そんな話をするな!
私はこの瞬間故郷を捨てる決心をして、家出を決行しました。
ぐっちサンが「出家」の修業をされているのと違って
私の場合は「家出」でした。40年ものあいだ、いまだに家出を続けてい
るような幼稚さから卒業できないでいます。反作用の世界に身を置くこと
でしか生き長らえる道はないと誓い、以来どんな世界に飛び込んでも、
私は偽者でありたかったのです。(偽浪人はもとより偽大学生になり家庭教
師にありついていました。そのころでしたか、親鸞か誰かの言葉に「真の
忘恩者は真の報恩者」になれるような一節に感動し、トボトボ歩きをはじめ
て現在に至っています)
おなじころ書店で「人間嫌い」に関するような書籍があると、手を伸ばしま
したが、購入したことはありません。
ですから、一度も人間を止めようと考えたことはありません。
飲み・打つ・買うは卒業(ヤキがまわったせい?年のせい?)できそうですが
タバコは止められません。切れると枯れ草を巻いても吸いたくなります。
私が、衝動的に意味不明なことをPC版に投稿しているのは、自らを反作用
の世界に身を投じることで、自分がいかに臆病な小心者であるかを克服したい
願望なのかも知れません。
ニセを徹底することで終焉を愉快に想像できますが、困った問題が生じました。
このところ、3才児の娘が二十歳になるまでは頑張ろうといった「作用」の
世界に毒され始めたことです。
3年前から自らの意志ではじめて定職に就き、月給という世界にお世話になっ
ています。意志を捻じ曲げた雲形定規をご想像ください。

まもなく日本脱出・予算20万円也

この夏・私の場合・・日本脱出費用20万円也・・
@成田より6時間を要してタイ国首都バンコックへ。ここで国内線に乗り
換えて、約1時間後には最北の都チェンライに到着します。
<往⇔復 航空券 67,000円>
A親族20名をパヤオ湖畔のナイトレストランに招待して、飲み食いの
代金1万円。計2回2万円
Bカンボジヤ国境近くの、カンボジヤ難民のたむろする村へ2泊3日
ポーター兼案内人兼護衛5名。合計費用5万円。
(カンボジヤが少し落ち着いてきたので、ラオス国境への予定を変更)
C仙人道場建立式。招待村人含む総勢50人
費用3万円
D残金は寺院と娘の通う幼稚園へ寄付及びその他の雑費
本日、切符を購入しました。
往復の飛行機代が安いのは・・私の場合家族特割が適用されるため。
<内緒話>ああ、円が下がった!どうしよう!

ぐっち様へ 灰人洗面相より

快人千面相仙人
ぐっち大帝の、仙人への人物評を読んでいますと、水虫が喜んで
えツへツへ、えツへツへ・・
私は、まがい物を真面目に演じていますので、都合により仏教に
影響されたり、キリスト教的であったりします。
それで、
物心ついてからズーッと、六道輪廻の間をさ迷ようだけの生き物である
ような予感に囚われていまして、エリマキトカゲが警戒しているような
文章しか綴れないのです。
その文章も20才までに記憶しておいた言葉を羅列しているに過ぎません。
その証拠に、つい昨日のような日までパソコンの意味を知りませんでした。
このため、ホームページというのは家族団欒か何かの掲示板だと独り合点
していたぐらいです。亮校長先生の「簡単ホームページ」を横目でちらりと
拝見しただけで素通りしたのは、実はカタカナが理解できないのです。
最近、有機栽培という漢字を何となく理解しましたので次回に・・
ともあれ、私の友人、水虫君がこんなに愉快になると、困るんです。
かゆくて、かゆくて・・