僕の体は、皮膚に覆われている
皮膚とその内側が、僕の体のようだ
僕の体の上に、服を着る
服は...僕の体じゃ、ないよね
僕の体は、ひとりぼっちじゃ、腐ってしまう
僕の息は、君の吐いた息を含んでるよ
僕の体は、いつも入れ替わっている
食べ物、排泄物、呼吸、垢や脱毛とその再生
そして、プログラミングされた体細胞の死
僕や君の体からでていった物は
必ずいつか戻ってくる
あらゆる生き物の働きによって
生まれたときの排泄物の分子が
いま、ペットボトルのジュースに
姿を変えているかもしれない
宇宙から地球を見た宇宙飛行士たちは
きっとこう言うにちがいない
「地球は生き物だ。われわれは、その外にでると
なんとか弱いものか」...と。
それでも
太陽の光は、優しく僕たちを照らし続ける
奇跡
Words by シマリス
[2005/7/10]