悲しきは
悲しきは狼の牙
悲しきは狼の牙 光る

気丈と
気丈と牙城を
気丈と牙城を矢面に立てては

独り
独り強がって
独り強がって見せては
独り強がって見せてはの一筋の遠吼え

俺が
俺がいくら真っ直ぐに
俺がいくら真っ直ぐに地平線や虹に
俺がいくら真っ直ぐに地平線や虹に眼を据えても

人生の
人生のさまや死と命
人生のさまや死と命の狭間の狭間に

気の遠くなるような
気の遠くなるような悲しいまでの
気の遠くなるような悲しいまでの遠吼えを繰り返しても

光と影は
光と影はかさならない

俺の牙は
俺の牙は研ぎ澄まされたまま
俺の牙は研ぎ澄まされたまま剥製になるというのか

剥製になるというのか

Words by ぐっち
[2005/11/12]