BGM
大正6年 さすらいの歌

いきてゆくあゆみ

いつまでも信じていたい

紛らわしは、それでも、心踊る

ひとの生きてきた町に

足を踏み入れる歓び

文化に触れるじかん

千駄木は

静かに時を刻んでいた

ときの止まった路地は

やさしくふたりを迎え入れる

防水路に貼られた擦れた

みうらじゅんの顔写真

路地裏には街灯が、ない

三毛ねこが飛び出る坂道

影は東にむかって

ひゅるりと伸びる

惣菜屋に列ができ

町は暗やみに包まれる

山椒に痺れた舌に

ぴぃなっつばたーの

こっぺぱんを頬張り

桜満開の坂道

ふたりで下ってゆこう

レトロガールのあなたとふたり

見下ろす下町は

もう、闇のなか

レトロガールのあなたと
Words by MILK

[2005/4/11]