私の胸で
大きな声出して泣いたきみ
きみに見えないように
ぐすぐすと泣いた私
好き同士
大切同士
今まで
私たちは
たくさん一緒にいた
きみはもうすぐ空を飛ぶ
その前に
ふたりはお別れなんだと
きみはわざと私に冷たくした
お別れ告げて
大きな声で泣いたきみ
可愛いからこそ置いていけない、と
今までにないくらい大切だからこそ別れる、と
きみは
酔っ払って、おおきな声で
今まで、わざと遠ざけてきた愛のことば
口に出してくれました
今だからこそ
曖昧にしてきたふたりの想いが
明らかになりました
嘗て、全然性格の違ったふたりは
一緒にいるうちに
うまいぐあいに溶け合って
いつの間にか
なくてはならない存在になっていました
きみのいなくなったきみの部屋で
ひとり
おおきな声で私は泣いた
そこでは
きみの大好きな映画のビデオや
きみの大好きな絵や楽器が
私を見ていました
私はポストに鍵を入れて
彼の家を出ました
つぎの日
私の街には
涙雨が降りました
ほんとは
離れても想い続ける
お互いに
そんなことは
わかりきっていました
きみは
もうすぐ空を飛ぶ
Words by MILK
[2005/2/9]