元禄2年秋。若くして死んだ芭蕉門下の一笑の墓標に詣でた時の句
一笑が芭蕉の来杖を焦がれつつ36歳で死んだと聞き、その落胆は大きかった
「あんなに私を待っていてくれた、お前は、やっと私が訪ねた今は、動かぬ墓石と
なってしまっていた。悲しみに打ちひしがれて、おいおい泣く私の泣声に感じて
動かぬ墓石も動いて何とか答えておくれ。私の泣き声は悲しみと侘びしさを
たたえた秋風となって今も吹きすさんでいる」
という意味

塚もうごけ 我泣声は 秋の風