元禄7年夏。芭蕉が江戸から故郷に向かう折、見送ってくれた人々への別れ句
今、皆様と別れて、いつまた逢うことができようかと思うと、悲しみに
身も心も崩れそうですが、弾けるばかりに力強く実った麦の穂を掴み
これを支えとして別離の悲しみを耐えぬいてお別れしますという意味
麦の穂を 便につかむ 別れかな