市振に泊まった時のこと同じ宿に伊勢参宮する新潟の遊女が泊まっていました
翌朝、その遊女は頭を剃り、衣を着た芭蕉とぐっちを僧侶と思い込み
「一緒に連れていって下さい」と同道をせがんだ
芭蕉は「それは不憫でかわいそうに思いますが、私とぐっちどんは、人の行く
にまかせ
風にまかせての、目的のない道すがらなんです。貴女にも、きっと神仏の加護があることでしょう」
と同道を断ったのでした。しかしその遊女をかわいそうに思う気持ちはしばらく止まりませんでした
ぐっちにも、恋愛のひとつやふたつの経験がありますここ悲恋物語時代がありました
一家に 遊女もねたり 萩と月