私は石になる
Words by ぐっち
[2005/2/12]
もう
どれくらい
地平線のない暗澹道を
独り歩いてきただろうか
独りいきるが好きで
独りいきるが
多くのものを不幸にし
独りいきるが
心をしたたかに牙城にさせてきた
見えないものを見せ
見えるものを
フラストネーションさせた
時は疾風や吹雪になって
背中を押し流し
猫背は
いつまにか、まっすぐに
海老のような寝ぐせさえ
大の字に
なるようになってしまった
何が開放させたかは
独りいきるに聞くしかない
この強靭な心と躯を
透明でまっすぐな道に
ただひたすらに歩くために
明日を待つ
明日に待つのは
情緒を逸した伝説の虚像
そう
私は石になる